なんの話からだったっけな
小さい頃に見ていたジープさんって
まだいるのかな?と思って
ジープくんで小さい頃育った場所に行ってみよう!
そう思い立った
いろいろと
すごい…
すごいとしか言いようのない
言葉に変えづらい感覚がすごいきた
「うわあ…うわあ…」としか
言えない感じの
ちょっとずつ
いろいろな風景が変わっていて
「虹が出てるよ!」って教えてくれたお姉さんがいた坂道が
思ったよりも
記憶のなかにあるよりも
ずっと細くって
すごーくすごーく小さくて狭くって
あと…
「わたしは飛べる(`・ω・´)」って思ってて
飛んでみたんだよ。
ぶらんこでものすごく勢いつけて飛んだら
飛べなくって
「飛べないんだ…( ・Д・)」って
思ったんだよね…
痛かったよ…
保育園…
こんなに小さかったんだ…
眠たくないのにお昼寝の時間があって
寝ないでこっそり遊んでいたら
先生に見つかって
お尻ぶたれたの(笑)
なんでみんなあんなにすぐ眠れるの?
すごいな、と思った。
この保育園のときに
眠くないときに
今でもレッスンでやってる呼吸法を
見つけたの。
今はそれは
催眠術の仲間だって、わかった。
当時はこうしてればごまかせるかな、って思ってやってた(笑)
このあいだのオフロードコースよりも
もっとすごい感じ…電信柱にはさまれて
わたしがキレた公園
木登り好きで
でもある日
見知らぬおじさんに怒られて
のぼったら危ない、って
それから藤棚もなくなっちゃって
…なんか怒られた思い出ばかりっぽくない(笑)!?
いつのまにか
わたしは成長していて
ジープくんで
あの場所を
走っていて
なんだろう
すごい感覚…
すごくね
いろいろな人とか
今までであった人とか
わたしの両親とか兄弟とかみんなみんな
なんか
ありがとう
って
すごーく思った
おとうやんも
おかあぴいも
こどもがうまれて
そだつ
ってことは
初体験だったに違いない
どうやって育てたらいいのか
2人だって
てんてこ舞いだったはずだ
しかも
こんなに自我が強く
いらないものはいらないし
他の子みたいに
ぬいぐるみとかで満足しないで
お金がほしい、と言い張るスーパー現実的なこども(笑)
なに考えているかわからないで
ぽわぽわふわふわしているし
やっかない子だったんだろうなあー
それでも2人なりに
2人なりの愛情表現と
育て方をしてくれて
一生懸命に
家族という形をつくろうとしてくれていて
生んでくれて
ここまで育ててくれて
本当にありがとうー
って
なんか思って
電話しちゃったよ
なんであのお家に住んでいたの?
って
聞いてみたら
お母さんがお腹大きくて
満員電車の通勤が大変だから、って
お父さんが探して来たんだって
そのときわたしは
お腹にいたんだ
ずーっと工事していたのに
いまはもう
地下の首都高ができていて
わたしはそこを走ることができる
小さい頃
毎日見ていたジープさんはいなくなってしまっていた
建物が変わっているところがいっぱいあった
今のわたしを
あのときのわたしは
想像していたかな?
こんな風に
日々を生きている、って
想像していたかな?
わたしは
あのときに憧れたものを手に入れて
一緒に元気に
楽しい毎日を過ごしている
忘れたものを
思い出したように
思う
わたしが
怖い夢をみたときに
おとうやんとおかあぴいのお布団に
潜り込みに行ってたお家
まだあった
怖がりだなあ、って笑われたんだよね
そりゃ怖いよ
予知夢ですから…(笑)
たまに
生まれ育った場所に行くと
なにかがぴりっとして
いいね、なかなか
Love & Eros
Kyouka Naked Venus
